喧嘩の向こうに見えたもの

みなさまこんにちは、あっこです。

 

昨夜、娘と主人が大喧嘩しました。

娘はふてくされ&怒りがMAXで、

私が仕事が終わって帰宅した23時ころには

”絶対だれも入るな!!”と書かれた張り紙を

ご丁寧に2枚もドアにはり、

中に引きこもっていました。

 

とにかく娘は徹底的にわめき、怒り

荒れ 不満をぶちまけたらしいです。

 

これと同じようなことが、去年の6,7月頃

娘と私との間で何度かおこりました。

 

その時の娘の変化は明らかに、

神戸メンタルサービスのヒーリングワークに

初めて参加した後からのものでした。

 

ヒーリングワークに参加したら

今まで閉ざしていた心の扉のどこかが開く

という予感は、娘には十分あったようで、

ヒーリングワークに行く数日前から

行きたくない、キャンセルするとぐずぐず言いだし、

当日の朝は 絶対行かないと泣きだす始末で、

癒す側からみれば いわゆる

”やる気満々”な状態です。

 

説明・・・「やる気満々」

ヒーリングワークというのは

本当の感情を感じてナンボです。

ふつうはワークが始まってから感情が上がってくる、

もしくはワークが始まったとしても

感情を切っている人は何も感じられないことも

あるのですが(それはそれで意味があります)、

始まる前からこれだけ抵抗(癒されることへの)し、

感情が出まくっているのだから、

下ごしらえが十分にできた食材と一緒で

非常に効果的にワークが受けられる、

ということ。

 

で、そのワークに行ってから後の1カ月くらいの間、

私と娘は何度か激しい喧嘩をしました。

感情と感情がぶつかり合う、

それはそれは激しい喧嘩でした。

 

ヒーリングワークに行ったことで

娘の心の中の扉が開いて

ため込んでいたものがでてきたようでした。

 

私は、今まで娘が言えなかった事、

親に対する不満や怒りや、そういうものを

やっと言えるようになったのだから、

この喧嘩はデトックスなんだとは理解しましたが、

こちらも感情があるので多少こじれたりもしました。

 

そんな喧嘩をするのが3度目、という時のこと。

 

いい加減うんざりするような

激しい言い争いの中で、ふと

娘の言葉の荒さの中に

ものすごい違和感を感じたのです。

 

この頃のわたしは

子供の前では絶対泣かない

(なぜかというと、私が泣くと

子供たちが心配するから)

という不文律が崩れて、

娘と喧嘩するたび泣いていました。

 

こんなふうになってしまったのは

やっぱり私が母親として未熟だったから。。。とか、

だけど私だって必死でがんばってきたんだよ!とか

 

その時もボロボロ泣きだす私に娘が

”おかあさんが泣くことないじゃない!

別にお母さんのせいなんて言っていないじゃない!”

と、どなりました。

 

へ?私のせいじゃない?

 

お母さんのせいで私はこうなっちゃったんでしょ!?

お母さんが悪いからこんなふうになってるんじゃないよ!

私は娘がそう言いたい、私を責めたいのだと

喧嘩のたびに思っていました。

 

けれども、先ほど書いたように

不満や怒りを 私にぶちまけるわりには

なんだかどこかに違和感を感じるのです。

 

一体娘はなにが言いたいんだろう。。。

そう思っていたところ、娘がどなるように

 

”別にお母さんの事

嫌いじゃないから!!!!”

 

わたしも感情的になっていたのでつい

”わたしだってE(娘)を嫌いじゃないから!!”

と怒鳴り返しました。

 

と、ここまできて気付きました。

わたしたち、なにやってるんだろう・・・・・・?

 

結局よくよく聞いてみると 娘も私も、

それぞれ不満や怒りはあるけど

言いたいことはただ

お互いに好き!

ってことです。。。

 

つまりあれです、

”べ、べつに嫌いじゃないから。。!”っていう

ツンデレの典型みたいなやつ。。。

 

好きってそう言えばよいだけだったんだ、

でもなんか照れくさいし、ふたりとも

ただ言えなかっただけなんだ。。。。

 

この日を境に、私と娘の関係は激変し

激しい喧嘩はなくなりました。

こういうやり方で遠回りしなくても

お互いを思いやることができるように

なったからです。

 

話を昨日の喧嘩に戻します、

今回のことは”お父さんとのデトックス”だと

わかっていたので、

娘といろいろ話をしました。

 

娘は

”最近パパがいらいらしているから、

だからなるべくご飯を一緒に食べたりしてたんだよ!

こっちだって気を使ってるんだよ!

それなのにあの言いかたかよ!!!!”

 

ふてくされる娘を前にして

思わずふき出しそうになるわたし。

 

パパのこと、Eなりに心配してくれていたんだね。。。

パパが好きってことだね

 

たぶん、あと何回か喧嘩するのかもしれませんが、

きっとそのうちパパにも

こんな遠回りしなくても

相手を大切に思っていることを

伝えられるようになるのではないかと

思っています。

 

 少しずつ少しずつ。。。。

 

それでは、また。