退行催眠体験記。。から娘に癒された話。

みなさまこんにちは、あっこです。

今日はヒプノセラピー催眠療法)に

ついてのお話です。

先日FBである方が退行催眠について投稿していて、

それがとてもリアルだったのです。

 

こういった前世の記憶につながるセラピーの

よいところは、現世においてなぜそれが怖いのか

わからないけど怖い、など 

原因がわからないけど、過去世にさかのぼってみたら、

あの時こんな目にあっていたから怖いんだ、

といったような納得ができることだと思います。

 

その時感じたことをリアルに感じるので、

”つらかったね”、、と自分の痛みを受け入れやすかったり

ということもあります。

 

かなり前ですが、私も退行催眠を受けたことがあります。

どの時代にゆくかわからないと最初に説明があり、

少しどきどきしながら受けたのを覚えています。

 

始めに少しだけイメージングの練習をした後、

軽く目を閉じ、深い深い森の中を歩いてゆく様子を

イメージします。

どんどん進んでゆくと大きな門があって、

その先はもう過去世だと言われます。

 

そこを開けてみると、最初は真っ暗で何も見えません。

よく足元を見てみて、と言われて

よくよく目を凝らして見てみると、

”うわっ”と私は小さく叫びました。

 

そこに見えたのは、

茶色か金色のすね毛がたくさんはえた足でした!!!

ギリシャ時代のようなサンダルを履いていて

手に何かもっています。

 

でもすぐまた暗闇になったかと思うと、

今度は小さな足が見えました。

赤い靴を履いています。

ゆっくり視点をうつしてゆくと

小さな小さな両手がみえました。

どうやら、当初行く予定だった

私の小さなころに行ったようでした。

 

それは、3歳くらいの私でした。

天井を見るように言われて天井を見ると、

見覚えのあるベッドメリーが

天井からつるされています。

 

そうだった、確かにそうだった、とうなずきました。

色も私が覚えている、くすんで色褪せたピンク色でした。

天井の板目の模様も確かにこんな感じ、というものでした。

 

次にどんな光景が見えるかと聞かれました。

私は見たままを答えました。

 

母が内職をしている。姉は何か一人で遊んでいる。

赤ちゃんの妹は寝ていて、

私はそれをじっと見ている。。。。

 

母は、ふと立ち上がって台所にゆき、

お昼ご飯の支度を始める。

妹が泣き出したので、母はそれの世話にゆく、

姉も何か言っているので、それにも母は

何か受け答えしている。

 

母の表情は全くの無表情、

それで、私はやっぱりそれをただ見ている。。

 

ここで、今、どんな気持ちがしているかを

聞かれました。

 

私は。。。。。

しばらくの間だまっていましたが、ポツンと

”お母さんは一度も。。。私と目が合わない。。。”

ただそれだけ言って、

私はその場に泣き崩れてしまいました。

 

悲しい、悲しい。。。。。

私はいてもいなくてもよいのだ、

むしろいないほうがいいのだ、

そのほうがお母さんが働かなくていいから。。。。

 

ただただ、私は泣き続けました。。。。

 

その後セラピーがどう進んだか、覚えていません。

でもその時の体験は、

私が小さい頃 たぶん常日ごろから

こうした大きなさみしさを抱えていたんだなあと

実感するのに十分でした。

 

セラピーの後わたしは、

しばらくこの痛みを引きずりました。

こんなにもさみしかった。。。

ただただ心が痛い日が しばらく続きました。

 

難産で産まれ2歳まで言葉を話さなかった姉、

まだ赤ちゃんの妹、

手のかかる者が二人もいるのだから、

 

姉を見て覚え、一人でなんでもできた私は

それはほっとかれる、というものです。

手のかかるものに手をかけるしかないし、

妹は無条件でかわいかったのでしょう。。。。

 

そういえば先日、娘がこんなことを言いました。

 

”ねえママ、おばあちゃんは

おばさん(私の妹)の事をすごくかわいがったでしょう?

なんでだかわかる。。。?”

 

私は、赤ちゃんだからかわいいから、と答えました。

 

娘は ”ちがうよ。。。”と言いました。

”ママに申し訳ないからだよ。2番目の子に手をかけて

あげられないから、その罪悪感・罪滅ぼしもあって

3番目の子をかわいがったのだと思うよ”

 

そうなのか。。。(´;ω;`)ウッ

そうなのかもね。。。

ありがとう、娘。。。

 

そんな私の退行催眠体験記でした。

 

#退行催眠 #ヒプノセラピー #心理療法