人生のやり直しなんてできない

みなさま、こんにちは、あっこです。

久しぶりにブログを書いています。

 

最近思ったこと、それは

”人生のやり直しはできない ” 

です。

 

生きてゆくうえで人はたくさんの後悔をします。

あの時、ああすればよかった

あの人の言葉を信じなければよかった

あの道の角を曲がらなければあの人と出会わずにすんだのに。。

 

けれども時は巻き戻せず、過去にももどれないので

”やり直し”というのはできないのです。

身もふたもない言い方ですね。。。。

 

この世界の片隅に」というドラマを以前見ました。

 

ドラマの内容はここでは割愛しますが、

その中で、鈴木ほのかさん演じる主人公  北條すず の夫

松坂桃李さん演じる 北條周作の こんなセリフがあります。

 

1945年12月、原爆の落ちた広島(すずの故郷)に、

ようやく来ることのできたすずと、すずを追ってきた周作が

川をはさんで原爆ドームを見つめている場面です。

 

周作 : わしらはこまい頃ここで会うたんじゃ

 

二人の脳裏に、まだ産業奨励館と言われていた立派な建物が

緑に囲まれて立っており、そこで会った小さい頃の二人の姿が浮かびます。

場面はすぐに一転し、原爆によって鉄骨とわずかな壁以外

一瞬で瓦解してしまった原爆ドーム

12月の寒風にさらされている姿になります。

 

周作 : わしらもこの街も、もうあの頃にはもどれん

     新しく作っていくしかないんや

 

そうなのです、過去にもどることはできない

だから 今から新しく始めるのです。

 

過去にもどってやり直したい、というのは

過去のその時の自分を 多分どこかで責めてしまっています。

 

だけど、それがその時の最善の策だったのかもしれないし、

それしか選択の余地がなかったのかもしれないし、

防ぎようのなかったことなのかもしれません。

 

今から新しく始める、という言葉は

そんな 失敗してしまった、やらかした 何かしらあった過去の自分に

”いいんだよ、仕方なかったよね、がんばったよね” って

言ってあげる言葉なんだろうなあと思います。

 

今から新しく始める、

それは 本当にたった今からできることです

今から新しくはじめようと選択するというそれだけでも大きな一歩です。

 

もう今更遅い、とか そんなのは言い訳です。。。。

 

進む勇気が今は出てこなくても、知らない未来が怖くても

それでも今日から、いいえ、今から

過去の事はいいから新しくはじめましょう

 

そんなことを最近思いました。

 

 

 

#やりなおす #やりなおせない #過去 #新しく始める