空から降ってきたキラキラの光のお話

みなさま、こんばんは

あっこです。

 

昨日のブログで

長岡市の事を書いていて

子供のころのことを思い出しました。

 

小学校4年生の夏休みに、

長岡に行った時のことです。

父の実家と母の実家は、

歩いて10分くらいの距離にあったので、

私たちはそれぞれに1週間くらいずつ

滞在させてもらっていました。

 

父方のほうに泊まっていた時のこと。

 

ちょうどお盆だったので おじが

私たち(三人姉妹)と いとこ(姉弟)の

子供たち5人を 

山のほうにあるお墓に連れて行ってくれました。

 

私たちはお墓をお掃除し、お花を供え

周りの草を軽くむしって

お墓をきれいにしました。

 

お墓があっという間に

きれいになったので、おじは

周りのお墓で お花がないところに

あまったお花をお供えしてくるよう

私たちに言いました。

 

みれば、

大きくてお花がいっぱいのお墓もあるけれど、

小さくてお花がお供えされていない

お墓もたくさんあったので、

 

すこしずつだけど、

全部のお墓にお花がゆくようにし、

私は、小さくて苔むしたお墓に

お花とろうそくをお供えしました。

それは一見 お墓には見えないような

小さな小さなお墓でした。

 

やがて、どのお墓にも お花とろうそくが

行き渡りました。それをみて

なんだかすっきりした気持ちに

なったのを覚えています。

 

お墓の出口のあたりに

大きな百日紅の木があって、

ピンク色のきれいなはなびらが

たくさん落ちていたので、

私はしゃがみこんで

夢中でそれを拾っていました。

 

みんなはそんな私を置いて

行ってしまったのですが、

 

ふと、上を見上げると、

空から金色のキラキラが

たくさん降ってきました。

 

私は思わず立ち上がって

うわあ~~~~と言いながら

ただただそれを眺めていました。

 

小学生の私にはそれは、

変なことでも、こわいことでも

ありませんでした。

 

きっとさっきのお墓の人が

お礼を言ってくれてるんだ、

 

そんな風に思った時

遠くから姉が

”あっこ、早く来ないと行っちゃうよ!”と

私を呼びました。

 

私はそのキラキラの中を

姉のほうにむけてかけてゆきました。

 

 

小学校4年の夏の 

本当にあった不思議なことです。

 

それでは。。。